ブログ記事は、内容の質だけでなく「どう見えるか」で読まれ方が変わります。
同じ文章でも、改行や見出しの配置によって「読みやすい」「最後まで読みたい」と感じてもらえるかが決まります。
ここでは「記事本文の黄金比」という視点から、読者の目線に沿ったレイアウトの工夫を紹介します。
改行と余白の黄金比
文章が詰まりすぎていると、内容が良くても「読むのが大変そう」と感じられてしまいます。1段落は3〜5行を目安に区切り、長い説明は短いセンテンスに分けて配置すると視線の呼吸がしやすくなります。
特にスマホでは「スクロールしながら読む」というより、ひと画面を読み切ってから次へスクロールするのが自然な流れです。1画面に収まる“読み切り量”を意識することで、読者に心地よいリズムを提供できます。
見出しと本文の黄金比
読者は見出しを“道しるべ”にして記事を追います。
見出しが少ないと迷子になり、多すぎるとリズムが乱れます。
本文の全体量に対して、見出しを2〜3割程度配置するとバランスが取りやすくなります。
H2で大きな流れをつくり、必要に応じてH3で補足を加えることで、情報が整理された印象を与えられます。
さらに、整った見出し構成は SEOの評価にも直結します。検索エンジンは見出しを読み取って記事のテーマを理解するため、階層が整理されていると正しく評価されやすいのです。
さらに、見出しをきれいに整えておくと、自動で生成される目次もそのまま美しく見えるようになります。WordPressのSWELL標準の目次やプラグインは「見出しの並び」をそのまま表示する仕組みだからです。黄金比で整った見出し構成は、読者にとっても全体が一目でわかりやすい目次につながります。
視線の流れを意識した黄金比
人は画面を読むとき、なんとなく決まった目の動きをしています。
多くの場合は、左上から右へ、そして下へと順番に追っていきます(これがFの法則)。
また、タイトルや冒頭を横に見てから、下に移動して再び横に視線を動かす(これがZの法則)という読み方もよく見られます。
この動きを意識して、記事の冒頭には大事なメッセージを入れ、途中には強調や箇条書きを置いて視線を引き止める。イメージ画像を入れるのも良いですね。それだけで「最後まで読みたい」と思ってもらえる流れをつくることができます。
まとめ部分の黄金比
記事全体の9割は「内容」で、最後の1割を「まとめ」にあてるイメージです。
まとめが長すぎると繰り返し感が出てしまい、短すぎると印象に残りません。
本文の要点を整理したうえで「次にどう行動してほしいか」を一文で提示すると、自然に読者を次のステップへ誘導できます。
たとえば、
「今日の内容を一つ試してみてください」
「詳しい事例はメルマガで紹介しています」
「次回は余白の心理効果を解説予定です」
といった一言を添えるだけで、読み終えた人の行動が変わります。
おわりに
記事本文の黄金比は、特別なデザインスキルがなくても意識できる工夫です。
「余白・見出し・視線の流れ・まとめの割合」を整えるだけで、同じ内容でも格段に伝わりやすくなります。読者にストレスなく最後まで読んでもらえる記事は、それだけで信頼感につながります。今日の発信から、小さな黄金比を意識してみてください。

